便秘って?

食べた物が、便として出てくるまでの消化器官は約9mもあり、中でも腸は8m近くあります。

小腸で栄養素が消化吸収され、大腸で消化されなかった食物から水分を吸収して、便がつくられます。

一般的に、3日以上排便がない、もしくは1週間の排便回数が2回以下の方を便秘といいます。

症状が軽い場合は生活習慣や食事を見直すことで改善する場合もありますが、誤ったケアは症状を悪化させる場合がありますので、症状にあったケアやお薬選びが大切です。

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便秘の原因は?

 原因がはっきりしている便秘

①消化器が原因の便秘

腸の構造に異常が起こり、便が通れなくなることで生じるタイプの便秘です。

便秘から腸閉塞に移行することもあるため、放っておかずに病医院を受診しましょう。

②内科的の原因でおきる便秘

内科的な病気の影響で生じるタイプの便秘です。

原因となる病気を治療中の方は、気になる症状を主治医に相談してみましょう。

③お薬の服用が原因の便秘

服用したお薬の影響で生じるタイプの便秘です。

特に高齢者は多くのお薬を服用している場合が多いため注意が必要です。

原因がはっきりしていない便秘

機能性便秘

①弛緩性便秘

腸管の緊張がゆるんでしまい、ぜん動運動が十分行われないため、大腸内に便が長くとどまり、水分が過剰に吸収されて硬くなるタイプです。

便秘の中でも頻度が高く、女性や高齢者に多くみられます。

おなかが張る、食欲低下、イライラなどの症状も起こる。

運動不足、水分不足、食物繊維不足、腹筋力の低下、極端なダイエットなどの原因が考えられます。

②痙攣性便秘

副交感神経の過度の興奮によって腸管が緊張しすぎてしまい、便がうまく運ばれずに、ウサギのフンのようなコロコロとした便になるタイプです。

食後に下腹部痛などの症状があることも。また便秘と下痢を交互にくり返すことも多いです。

③直腸性便秘

便が直腸に達しても排便反射が起こらず、直腸に便が停滞してうまく排便できなくなるタイプです。

高齢者や寝たきりの人のほか、痔や恥ずかしさなどにより排便を我慢する習慣がある人に多いです。

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便秘を解決する方法は?

温める

お腹を温める

靴下を履いたり、足湯をして下半身や腰を温める

 

マッサージ・体操

お腹の右下→右上→左上→左下と、「の」の字を書くように手でマッサージする

体をひねる、腰を回すような体操

 

ヨガ

猫のポーズ 

  1. 四つん這いになる
  2. 手を肩幅、足を腰幅程度に開く
  3. 息を吸いながら上体をそらし、首も伸ばす 
  4. 息を吐きながらゆっくりと姿勢を戻し、背中を丸める

仰向けになってツボを刺激する

人間の腹部には多数のツボがあります。

仰向けになって、痛みを感じる部分をさすったり、指でやさしく押して刺激を与えましょう。

仰向けになると、腹部に余計な力が入らないため、ツボ押しの効果がより現れます。

おへそから指3本分外側にある天枢(てんすう)というツボが一番効きます。

人差し指と中指をそろえて、左右同時に押してみてください。ツボを押しながら息を吐き、力を抜きながら息を吸うのを繰り返しましょう。

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