なぜ身体に凝りって出るのか教えます!!

慢性の凝りや痛みの場所は筋肉と筋膜に問題があった

筋膜は最近よく聞くワードではないでしょうか?

筋膜は薄くて自覚しにくい場所ですし、筋肉と表裏一体なので実質は筋肉のうっ血と神経トラブルを引き起こす原因でもあります。

人間の身体はアウターマッスル(表層筋)とインナーマッスル(深層筋)に分かれています。

特にインナーには背骨、肩甲骨、肩関節、骨盤、股関節といった姿勢に関わる骨や関節を安定させる筋肉が多いです。

同じ姿勢を続けたり、悪い姿勢が癖になったりすると、インナーマッスルが緊張し硬くなってしまい身体のトラブルに繋がります。

凝りは血管のうっ血で起こっている?

パソコン作業なので同じ姿勢を続けたりすると何らかのストレスを受けたりすると筋肉や筋膜は緊張して硬くなってしまいます。

その為、その近くを通る血管が圧迫されます。

それが原因で末梢の血液循環が低下してしまうのがうっ血といいます。

うっ血と表裏一体で起きるのがむくみになります。

そのむくみまで起きてしまうとうっ血をよりひどくしてしまいます。

うっ血→むくみ→更なるうっ血→むくみが持続と悪循環になってしまいます。

うっ血が起こりやすいエリアは静脈

そもそも心臓から動脈に血がポンプされますが血が返ってくる静脈はポンプ作用がありません。

その代わりに筋肉の伸縮で血を返そうとするのですがその筋肉が硬くなりうっ血してしまうとその流れは悪くなります。

だから足などがむくみやすいのです。

うっ血が続くと神経系に異常がでる

うっ血して血流が悪くなると筋肉内での神経やカルシウム伝達がうまくいかなくなり、筋肉がゆるくなりにくい状態が続いてしまいます。

エネルギー不足でゆるくならない筋肉は縮んだままになり凝りに発展すると言われています。

うっ血が痛みを発する物質を増やしてしまう

うっ血が続くとどんよりした痛みが出ます。

その原因がブラジキニンプロスタグランジンです。

うっ血した場所に溜まって排出が滞ると慢性的な痛みが続きます。

血液が滞っている所は熱も伝わりにくくなります。

その為に体温は下がって冷たく感じるようになります。

 

これが凝りの原因です。

凝りは単純に疲れて」硬くなっているわけではなかったんですね。

血液の循環が悪かったり、神経伝達がうまく伝わらなかったりとしっかりした原因がありました。

手、足の冷え性もこれが原因だとわかっていただけたと思います。

普段から規則正しい生活や食生活も大事になりますし、適度の運動やストレッチも大切になります。

 

ワンポイントアドバイス

夜寝ている時は正常な方は1時間に4回寝返りしてます。

寝返りは身体のうっ血を避けるために行っています。

朝、起きた時に肩や腰が重たいのは寝返りをうまく打ててない可能性があります。

そこで…

夜寝る前にベッドの上でゴロゴロして身体をほぐして寝返りの準備をすることが大事です。

普段忙しくて、ストレッチや運動、食事制限ができない方もこれくらいのことは簡単なのでできると思います。

あとフカフカすぎる枕やベッドは寝返りを妨げるものになるので適度に固いものを選びましょう。

ぜひ試してみて下さい♪