その場の状況に流されて眠るのはダメ
日頃の寝不足だと、移動中に存分に眠ろうと思うものですよね。
しかし、新幹線で普通車だと基本的に席は狭いです。
布団やベッドでは寝返りを打つカラダとの間に空間ができて放熱されて汗を乾かしたり深部体温を下げてより深い睡眠に入れるのですが、スペースに余裕のないシートでは寝返りを打つことができずカラダに熱が溜まってしまいいます。
だからうまく深く眠ることができません。
狭いシートでずっと同じ姿勢をとってると肋骨が圧迫されて呼吸も阻害されがちです。
カラダ的には本当に休めるのは水平に眠れる布団やベッドです。
新幹線では眠気がとれる程度です。
ならば、いっそのこと割り切って移動時間の間にうまく仮眠を取りスッキリ目覚める方法を知りたくないですか?
基本的には日々の生活の中で睡眠リズムを整え、移動時もそこに沿って意識的に眠りをコントロールすることが大切です。
その場の状況に流されてただ眠るのはダメです!
帰りは絶対に寝るな!寝るのは朝の新幹線で。
平日の朝は東京や新大阪、名古屋などへ向かう東海道新幹線の車内は日帰り出張のスーツ姿で埋まっています。
ある方は仕事の仕上げをしたり、ある方は見積書とにらめっこしたりしています。
その方たちは1時間半、2時間半の乗車時間をビズネスの為に有効に使っています。
そして出張を終え、帰宅すべく夕方~夜間の新幹線に乗り込んで、一仕事終えた解放感もあって駅で買った缶ビールを飲む。
いつしか眠り込み下車駅のアナウンスを聞いて慌てて起きる。よくあるパターンです。
これは睡眠の質を高める観点からするとNG行動です。
基本的には夜の新幹線で寝てはいけません。寝るのなら朝の新幹線に限ります。
その理由は睡眠圧にあります。
私たちのカラダは続けて起きている時間が長くなるほど睡眠誘発物質が脳脊髄液の中に溜まり、睡眠圧が高まっていきます。
つまり早起きをして夜遅い時間まで活動していればば深く眠れるわけですが、ある程度睡眠圧を高めるには最低7時間程度はカラダを覚醒させておく必要があります。
なので一仕事終えたからといって帰りの新幹線で寝てしまうとせっかく高めた睡眠圧を無駄に使ってしまう形になり、帰宅後の寝つきが悪くなってしまいます。
出張の準備は前日に済ませましょう
翌日がお休みならいいですが、次の日も朝から仕事に出勤するのなら夜の新幹線で寝たおかげで寝不足になるのは避けたいですよね。
だからこそ、新幹線出張が多い人ほど出張の準備は前日に済ませ、朝の新幹線は日頃の睡眠不足解消に徹するべきなのです。
それが帰りの新幹線で起きておくことにもつながります。
1番ダメなパターン
帰りの新幹線で眠気を我慢した結果、寝落ちして深く眠ってしまうパターンです。
このような眠り方をすると目覚めた後もけだるくて眠気が取れなかったり、頭痛を起きたりします。
帰りの新幹線でどうしても眠たいときは…
どうしても眠たいときは携帯のアラームをセットするなどして、短時間だけ眠りましょう。
乗車時間が3時間を超える場合は、帰りの便で前半1時間だけ仮眠して、後半は起きる。
これで帰宅後の寝つきは悪くなることはありません。
朝の新幹線でも上手に眠れるコツ、教えます。
花粉症の時期に限らずアレルギー対策などで1年中マスクをしている人も多いです。
このマスクが新幹線移動のときこそ必需品です!
車内はエアコンの効き過ぎが気になる人も多いと思います。
特に睡眠中は口が開いて気付いたら喉がガラガラになっていることも多いのではないでしょうか?
時期的には風邪予防になるので乗車中はマスクを着用することをオススメします。
エアコンの効き過ぎが気になる人は…
首元の冷えは睡眠を阻害するので、マフラーをゆるめに巻いたまま寝るといいでしょう。
大きめのマフラーなら広げて毛布代わりになります。
周りの音や光が気になるようなら耳栓やアイマスクも必需品です。
まとめ
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帰りの新幹線で寝てしまうと夜眠れなくなる。
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寝るなら朝の新幹線で寝るべし。
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朝の新幹線で寝るためにも前日に出張の準備を済ませてておく
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帰りの新幹線で寝るときはアラームをセットして寝すぎない
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寝るときはマスクをして寝るべし
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