あなたもやっているかも!?ストレッチの6つのNG行動教えます!

ストレッチは誰もが知っているメジャーな言葉

運動前には必ずストレッチをしてから身体を動かすという流れが脳にインプットされています。

しかし、小さい時から刷り込まれているストレッチの方法が間違っているかもしれません!!

  • とにかく柔らかくすればいいいのか?
  • 運動前にしていいのか?
  • ストレッチで体重の変化が出るのか出ないのか?

そんなちょっとした疑問にも触れながら紹介していきたいと思います。

 

あなたも知らない!?ストレッチの6つのNG行動を教えます!!

①ストレッチ中は伸ばしている筋肉を意識してはいけない!?

よくトレーニングに集中して鍛えている部位を意識してやりないさという教えが一般的です。

しかし、トレッチでは伸ばしいている筋肉を意識してはいけません!!

 

意識すると筋肉が力んで逆に伸びにくくなってしまいます

 

重い物を持ってストレッチをするわけではないので、ストレッチ中は気を抜いてリラックスしても危険ではありません。

常に深い深呼吸を心掛けてして下さい。

 

あえて意識をするのなら…

伸ばしたい筋肉の反対の筋肉を意識して下さい。

胸の筋肉を伸ばしたいなら背中の筋肉を意識する。

太ももの後ろのハムストリングスを伸ばしたいなら、太ももの前の筋肉を意識する。

筋肉は伸ばしたい筋肉の反対側が緩む構造になっています。

なので反対側の筋肉へ意識を向けることによってストレッチがよりスムーズになりますのでぜひ試してください。

 

②硬い関節をひねってほぐしてはいけない

関節は肘やひざのように曲げ伸ばしが得意ですが、ひねる動きには構造上弱いです。

硬い関節を無理矢理ひねろうとすると最悪ケガに繋がる恐れがあります。

 

筋肉は関節をまたいで骨に付いているものが多いで十分に気を付けましょう!!

特に背中の筋肉を伸ばすときは下の図のようにならないようにしてください。

③運動前の静的ストレッチを無視してはいけない

運動前のストレッチは当たり前のようにやるのが一般的でしたが最近ではNG扱いになることが増えてきています。

NGの2つ理由

  1. 静的ストレッチに筋肉を温めるウオーミングアップ効果はない
  2. 運動前に筋肉を緩めすぎるとパフォーマンスが落ちてしまう

 

運動前に行うべきものは筋肉を温めて関節の動きを良くするラジオ体操やブラジル体操のような動的なストレッチが有効です。

 

でも運動不足の人が急に動的ストレッチをすると危険です。

なので反動を使わない静的ストレッチを立ったままするのを意識して下さい。

筋肉を少し緩めてから動的ストレッチに入るのがベストです。

④アスリートみたいに身体を柔らかくしてはいけない

ストレッチの狙いは硬くなった筋肉を緩めて関節の動きを良くすることです。

関節が柔らかくなるとスポーツパフォーマンスも上がり運動生活もケガしにくくなります。

 

しかし、関節は柔らかくなればなるほどいいわけではありません。

 

関節の動きの生理的限界を超えると関節がルーズになりケガするリスクが増えることもあるからです。

じゃあバレエダンサーやお相撲さんは開脚できるし、水泳選手や野球選手は驚くほど関節が柔らかいじゃないかと思いますよね?

これらの選手たちは関節が緩くなりすぎて支障が出ないように、関節を支える筋肉もきちんと鍛えられるからこそ成立しています。

 

関節は柔軟性だけでなく安定性も欠かせません

もし関節を柔らかくしたいのならそれと同時に筋肉を鍛えることもオススメします。

⑤運動後のストレッチは寝たポーズからやってはいけない

運動後は筋肉も温まっていますしストレッチをするにはベストタイミングです。

しかし、いきなり床に寝た姿勢からストレッチを始めるのはNGです。

 

運動後のストレッチはトレーニングで上がった心拍数を徐々に落とす必要があります。

運動後は興奮状態で交感神経優位になっています。

それを心身を休息モードにする副交感神経へと切り替える必要があります。

日常の安静状態に戻すクールダウンを行うこともオススメします。

  1. 立ったままのストレッチ
  2. 座ってのストレッチ
  3. 床で横になりストレッチ

の順番を意識してクールダウンして下さい。

⑥ストレッチでは体重の変化がないとは断言してはいけない

ランニングや筋トレはしんどいから、辛くないストレッチから体重の管理をしていこうと思う方もいると思います。

 

『いやいやストレッチで体重の変化はでないでしょ』

と思うかもしれませんがやり方次第では体重の変化を出すことができます

例えば…

椅子に座り、上体を真横に傾けて体を伸ばすストレッチをしたとします。

この時、手をついて体の重みを支えないと、反対側の脇腹を保つためひそかに頑張っていて、半分筋トレ状態なのです。

 

真っ当なストレッチでも筋肉が減り代謝が落ちて太りやすくなるのを防ぐ働きがあります

ストレッチが習慣化したらそれがきっかけで筋トレにも興味が出てくることも多々あります。

 

まとめ

意外に知らないこともたくさんあったと思います。

ストレッチの方法はたくさん載っていますがNG行動は知らずにやっている方が多いです。

なのでこのようなことを意識して行うだけでも普段のストレッチが変わると思います。

今、取り組んでることにプラスしてやってもらうのもいいですし、今からする人もこれからの注意点として理解しておくのもいいでしょう!!

無料で、できることばかりなのでぜひ試してください♪